Hello, Belters!!
みなさんこんにちは！リベルティング発声法代表のChicoです！

さて、今日もレッスン後記をお届けします！

リベルティング発声法には、「コンパクトベルト」と言うオリジナルメソッドがあります。現在ワンボイス6期生は今週からこのコンパクトベルト習得に入っています。

このコンパクトベルトができた経緯について今日はお話ししますね。

それは、私がハリウッドでのレコーディングを終え、本格的に発声を習得する過程でのことです。

 

コンパクトベルトの誕生は、１つの質問から始まりました。

「OK, 大きい声でガツーンと高音を出すことはできるようになった。ベルトできるようになった。喉の力みもない。でもどうしたら裏声に返らずに、地声のグリップを掴んだまま、小さい声で同じ高さの音を歌えるんだろう？」

この質問を毎日毎日来る日も来る日も自分に問いかけて、車の中で声を出し続ける日々。

当時ボイストレーニングにも通い、日常の生活のあらゆる方向からヒントをかき集め、閃いたのが、今でも忘れもしない、On my ownの練習をしている時でした。「But the tiger come at night~」という、全く低い音なんですが、ここの歌唱ニュアンスを試している時に、コンパクトベルトの基盤の一部を発見したんです。

 

その後、クライアントとのレッスンの中で、「伝え方、感覚、パラダイムシフト」喉の力みだけでなく、瞬時に高音への認識を変え、インナーチャイルドを癒すヒーリング効果の3つの要素を一言に凝縮して出来上がったのが、この「コンパクトベルト」です。そしてその効果・目的は「RE」の理念に大きく影響しているテクニックでもあります。

今日の6期生も、コンパクトベルトを体感し、今までどうやってもできなかった高音を地声を引き上げてベルトして、みんな泣いていました。「え？なんで？なんで？」と放心状態の方も。笑

・こんなに楽に高音が出せるなんて夢にも思わなかった。
・このコースを受ける前までは、もう自分の限界はここだって諦めようとしてた。
・自分らしくありのまま声を出しても良いんだ。
・こんな声の出し方は絶対ダメだって今まで教えられてきたのに。

REBELTING発声法は日本人の私が作り上げているので、私が指導する言葉全てにはバックグラウンドがあり、実際に苦労して習得・発見した経緯があります。教科書や教則本の発声理論ではないんです。指導するときは自らその感覚を思い出し、そのテクニックを使って自分が歌っている時の「体・感情・意識」の感覚を、日常生活の何気ない行動や、感情の一番近いものに当てはめて伝えるのがメソッドの大きな特徴です。

人の感覚ってそれぞれ違うようで、実はよく似ていて共感しやすいんですよね。空といえば青だし、森といえば緑。たまーに、空を灰色、森を茶色と言う人もいますが、その時はアプローチを変えます。
みんなね、歌が上手くなりたいって、今までずっと頑張って頑張って頑張って、でもどうしても悩みが解決されなくて。もう私の限界はここなのかな？私には歌の才能がなかったんだな〜って諦めかけてさ。辛い思いたくさんしてきてるんだよね。でもそれってね、   ただ、頑張り方が間違ってただけなんだよね。才能がないわけではないの。

「今まで諦めてたことがレッスン毎に１つ１つできるようになっていくことが嬉しい。」
そんなみんなを見ていると、私も今まで頑張ってこのメソッドを作り上げてきて本当によかったなって思います。

では今日はここまで。

 

REBELTING METHOD
Chico

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