Hello Belters!! ロサンゼルスよりベルティングボイストレーナーのChicoです!
はてさて?
自分の歌唱法は大丈夫なのか?
みなさんそれぞれ色んな悩みや疑問を持っていることだと思います。
これを解消しよう!と思うには何か「きっかけ」が必要ですよね?
このブログでは、ベルティング習得に役立つ情報の他、日本人特有の歌唱問題、「鼻」について何度も書いてきています。
今日はそんな私たち日本人の高音の悩みの大部分となる「鼻歌唱」の発見方法を紹介したいと思います。
鼻歌唱テスト
まず自分が高いなーと思う曲や、いつも苦しい高音を普段通りに歌ってみてください。
そのまま歌いながら、
「鼻をつまむ!」
え?鼻をつまむの?って思うでしょ?
いいから鼻をつまんでください!!
その時に声が前に抜けずに体にこもったり声色が変わったら…
おめでとう!あなたは鼻で歌っています!
高音が鼻にかかると喉の力みを引き起こす
この鼻歌唱、100%鼻にかければ喉を痛めることはないのですが、完全なアニメ声になってしまうため、ポップスやロック、ミュージカルなどには不向きな歌声になります。
そして高音を歌っている時に喉に力が入ったまま、中途半端に鼻にかかると
喉が上る=喉が締まる=高音が苦しい=顎が固まる…
こんな悪循環に陥ってしまいます。
特にサビの部分は裏声と地声の切り替わる喚声点、トランジションエリアで一番鼻に掛かりやすく、喉も締まりやすい。
さらに追い討ちをかけるのが私たちの言語、日本語。
鼻にかかりやすい言語というか、鼻にかける言語を話す私たちはアメリカ人を始め欧米の人達に比べて、特に気をつけて喉を開いてあげないといけないんです。
では、この鼻にかかる癖をどう改善すれば良いのか?
鼻にかかる癖の解決エクササイズ
鼻をつまんだまま喉を開いて
声を普通に前に出すこと
これだけです!
「鼻をつまんでも声が変わらずこもらずに歌える」
これが鼻にかかっていない理想的で健康的な歌唱法です。
歌を歌っている時に、苦しくなってきたり顎が上がって固まってきたら、是非鼻をつまんで悪い歌唱癖を見つけてくださいね!
高音の力みと鼻・まとめ
- 高音が苦しくなったら鼻をつまむ
- 声が詰まったら鼻歌唱決定
- 喉を開ける
- 鼻をつまんだままはっきり声になるように歌う
本場ロサンゼルスで日本人の為に開発したリベルティング発声法は、世界基準のベルティングやミックスボイスを習得する上で、私たち日本人に不利になる癖や言語の特徴に効果的な練習方法を教えています。
これを機に歌唱法を見直したい方はぜひレッスンにお越しください。
リベルティングを使って発声の構築を行なったお客様の声もぜひ読んでみてください。https://rebelting.com/impressions-belting-lessons/
REBELTING
Chico.