リベルティング発声法

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Belting Tips 23: バンドボーカルが持つべき3つのスキル

目次

Hello Belters!! ロサンゼルスよりベルティングボイストレーナーのChicoです!

バンドヴォーカルにまず必要な要素。それはバンドに負けない声。

そして宿敵はギター…っと。

私も日本に居た頃はツインギター、6人編成のバックバンドで歌っていたのでバンドボーカルが抱える悩みはよ〜くわかります。

当時は「すごい声量だね!」と褒められることが嬉しくって、とにかくバンドの音に負けないようにと頑張っていました。

そういう過酷な環境で長く歌い続けることで、強い地声と薄い裏声の2つの声しか使っていませんでした。

でもこれ大間違い!

人間の体は大きな声で歌い続けるようにはできていません。

声の大きさや喉に掛かる負荷が一定レベルを越えると、いとも簡単に私たちの喉/声は機能しなくなってしまいます。

これは実力のある歌手でも同じこと。

自分の喉の限界を知ってバランスを上手にコントロールしていかないと、ポリープや結節など歌手人生を左右するような致命的な問題を発症してしまいます。

ベルティングやミックスボイスを習得して正しい発声をしていても、声が大きすぎると必ず喉に負担がかかってしまうんですよ。

いくら「お腹から声を出す!」と言っても声を作るのは喉、声帯ですから、あまり無理をしないように気を付けて下さいね。

もしも2番のAメロに返った時に、低音が響かなくなったら「サビの声が大きすぎる」ことを疑ってみてください。

人は誰でも大音量を聞くと「私も大きな声出さなきゃ!」と、張り上げてしまうのが普通の体の反応です。

声量ではなく響き方

「声量」は歌唱技術を評価する一つのポイント。

確かに、強い地声、大きな声を持っていることはヴォーカリストとしての強みですね。「歌唱力があるね」と言われることは、歌い手にとってとっても嬉しいことです。

歌唱力や声量のあるとされるシンガーは強い地声+ベルティング発声で相乗効果を得ています。

ベルティング発声で得られる独特の響き方の存在を知らない人は

「声量」や「太い声」と勘違いしてただ力任せに声を張り上げてしまいますが、実際は「声量」ではなく「響き方」なんです。

今日は自分が「声量がある」と思うシンガーの歌をじっくり観察してみてください。

曲の盛り上がりやエコー、ディレイなんかでそう聞こえるだけで、実際のヴォーカルテンションは意外と冷静なことが多いです。

周りの理解とサポートを借りること

バンドボーカルが、喉に健康的に歌い続けていく為には、基礎発声の構築はもちろん、バンドのメンバーを始め、PAさんにプロデューサー、周りの正しい理解と協力は必要不可欠。

自分が「声を出しすぎて喉に負担が掛かっているな」と思ったらきちんとバンドメンバーに伝えましょう。

そこでもし「お前声量ねーな」とか言われたら、、、「お前何にも分かってねーな!」と優しく教えてあげてください。

音楽業界でも、ボーカルの気持ちを親身に分かってくれる人は正直なかなかいません。喉に結節や嚢胞を作って、声がボロボロの歌手も、毎週末アリーナツアーを行なっていたりするんです。そのプレッシャーは計り知れません。

音楽に関わる全ての人がヴォーカルへの正しい認識を持てますように。

生身の体を使って音を奏でるボーカルは、自分の喉が全て。
そして、喉はストレスに過敏に反応するので、ちょっとしたことで不調が出やすい器官です。

壊さないように大事にしてあげてくださいね。

バンドボーカルが注意すべきことまとめ

  • 発声のスキル
  • 自分の喉を守る為に立ち上がるスキル
  • 周りの理解とサポートを得るスキル

発声の基礎構築を徹底して行いたい方は、ぜひレッスンへお越しください。
長く歌える喉のポジションを作っていきましょう!

2020年追記
REBELTING
Chico

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