リベルティング発声法

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【Qクイズ】声帯閉鎖の強い歌手はだれでしょう?

目次

おはようございます!

今日もロサンゼルスからベルティングボイストレーナーのChicoです!

今世界で大流行中の「デスパシート」!

LAではラジオからも、隣の車からも、とにかく1日に何度もこの曲を耳にするので、私の頭の中からも離れません。完全にハマっています;)

オリジナルの曲はYouTubeでの再生回数がすごいことになっているみたいですね。

LAで流れているのは、ジャスティン・ビーバーがフィーチャーされたVer.です。

さて、今日はこの曲を使って声帯閉鎖についてクイズです!

まずはこの曲には3人のシンガーが登場します。

1番目:ジャスティン・ビーバー
2番目:ルイス・フォンシ
3番目:ダディー・ヤンキー

この中で一番声帯を強く閉じているシンガーは、一体誰でしょうか?

下のビデオで確認してみてくださいね↓

【Despacitoビデオ】
https://youtu.be/whwe0KD_rGw

さて、 答えは出ましたか?

それでは、正解を発表したいと思います。

正解は〜、

2番のルイス・フォンシ!

どうでした?合っていましたか?

では、今日は、3人それぞれの歌唱テクニックについて解説していきますね!

ジャスティン:

彼の歌唱は、3人の中で一番声帯が開いた状態です。裏声に返してはいませんが、裏声のように息を漏らしながらの歌唱。とてもスキルとコンロトールの必要な発声法です。

チェストボイス(地声)に息を混ぜた、私が「ミックストーン」と呼ぶ声です。もう少し言うと、仮声帯を使って声に絶妙なコンプ(圧力)をかけています。

Aメロの歌唱では、1回目の「Slowly」だけがファルセット(裏声)で他は全て地声の延長にあるミックストーン。

このミックストーンを出すには、喉の脱力と歌唱意識の改善が重要になります。

私の生徒さんで、この声を出せた瞬間、「えー?!」と膝から崩れ落ちたことがあるんですよ。それくらい意外な声です。

この歌唱法は、ワンボイス習得コースでフォーカスしていきます。

ルイス(写真右):

3人の中で一番声帯閉鎖が強いのが彼。「ウゥゥ」というエッジボイスが至る所で聞こえて来ますよね。声帯が閉じているということは、息の流れが殆ど止まっている状態です。

この時、体のどの部分に圧力を感じるでしょうか?

今、エッジボイスを出して確認してみましょう。

私のレッスンを受けた方は知っていますよね?覚えていますか?

そう!胸やみぞおちです。

ベルティング発声が習得できると、音程が上に上がると言う感覚が消えて、この部分(横隔膜)で音程をコントロールする感覚がつかめます。

まさに新感覚の発声法です!

ダディー(写真左):

ラップ担当の彼の歌唱は「話し声」!これは皆さんにぜひ真似してもらいたい発声法です。

「歌」となると「何かしないと!」「カッコつけないと!」「難しい!」など先入観が急に入って、歌い上げてしまう人が殆ど。歌詞を「話す」意識になかなか切り替えることができません。

聞こえは「普通」で、歌唱力があったり、「うまい!」とは思いませんが、意外と難しいんですよね。

ここの意識を崩すことができると、ミックスボイスやベルティングに必要な、声帯閉鎖の感覚もグンと受け入れやすくなって来ますよ!

それでは、以上のことを踏まえて、もう一度聴いてみてくださいね↓

【Despacitoビデオ】
https://youtu.be/whwe0KD_rGw

【オリジナル曲】
https://youtu.be/kJQP7kiw5Fk

ジャスティンとルイス、両極端な二人の声ですが、どちらもとてもセクシーですね!

男性はもちろん、女性にも使いこなして欲しい声です。どんどん真似していきましょう!

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ぜひみなさんも会場まで会いに来てくださいね!

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