リベルティング発声法

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【Belty Mix】ポップスとミュージカルでは異なるベルティングボイス

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Hello, Belters!! こんにちは!
ロサンゼルスより、ベルティングボイストレーナーのChicoです!

さて、前回8月に、渋谷でワークショップを行い、たくさんの方にお越しいただいてとっても賑やかな時間だったのですが、その中に小学4年生の可愛い女の子がお母様と妹さんと参加してくれました。

先月彼女のお母様からメールが届き、ワークショップ翌日にミュージカルのオーディションに見事合格しました!と。年末の舞台に出演するそうでこれからの彼女の活躍がとても楽しみです:)

さて、今日はロック、ポップスのベルティング発声とミュージカルのベルティング発声の違いについて。
私のレッスンでは声の作り方が違うことをお話したいと思います。

ロック&ポップスのベルティングボイス

ロックやポップスの歌唱スタイルは様々で、発声もそれほど重要ではないというか、綺麗に作り込まない方が、逆に魅力的だったり
不完全さというか人間味溢れる歌唱が好まれることがあります。

ベルティングボイスも地声感が強く、喉が締まるギリギリのラインをとったり、時には喉を締めて(力みではない)声を絞ったり、張り上げたり。感情豊かに自分自身を表現します。(だから逆に難しいんですが)

ミュージカルのベルティングボイス

しかしミュージカルは、違います。

ミュージカル役者、舞台役者はしっかりと基礎を叩き込み、演目のストーリーを伝える役目を果たさなくてはいけません。

その理由は、ミュージカル歌手は歌の中で物語を伝えるストーリーテラーだということにあります。

ブロードウェイのクライアントを多く抱える私の師匠、レイチェルはこう語ります。

「プロのミュージカル歌手は高音の悩みをお客さんに見せられない。観客はお芝居を観に来ているのであって
あなたの歌唱の悩みや高音への挑戦を聴きに来ているのではない」と。

厳しい言葉ですがこれは真理ですよね。

確かに、女優さんの歌唱が不安定だと心配でお芝居に入り込めません。

ポップスやロックは、自分。
ミュージカルは、語り手。

ここに大きな違いがあります。

なので、日本のミュージカル界では、喉に負担がなくミスの起こらない、また自分色が出過ぎる地声ではなく裏声からの発声で声を整えることが多いのではないか?と思います。

Belty Mix とは?

こちらブロードウェイやハリウッドでは、ミュージカルの役柄にもよりますが、クラシカルな演目のベルトでは裏声の要素を取り入れ声を丸く作っている場合が多いです。

ですので、私のレッスンではミュージカル専攻や舞台役のクライアントには、ベルトの延長にあるミックスボイスの開発を行います。
裏声ミックスではありません。

これをBelty Mixと呼びます。

ベルト寄りのミックスボイス。余裕のある、洗練されたベルティングボイスのことです。

また、ロック系のミュージカルでは歪みが入るような声も使いますが、リアルなロックのように「全力でベルト!」というよりは
一歩引いてるというか「ベルトする役を演じている」そんな印象がブロードウェイやハリウッドの舞台にはあります。

裏声感の無い力強い高音

この様に一言で、ベルト、ベルティングと言ってもジャンルや歌手によって、質が様々です。

それでも共通して言えるのは裏声に返らず、力強い魂のこもった歌唱ということでしょうか。

このジャンル別のベルティングボイスの作り方の違いは、言葉で説明しても解りづらいと思うので、来月の帰国ワークショップで実演を交えて説明したいと思います!

今回もたくさんの方にお申込みいただいて、本当に感謝しています。 【ベルティング発声法ワークショップ】
場所:渋谷ヒカリエ方面
11日16:30-18:30△残席わずか
13日19:30-21:30◎

お申込みはこちらからどうぞ↓↓
https://chicosbelting.com/workshop.html

まだまだ語り足りませんが、今日はここまで。
続きはワークショップでお話ししましょう!

 

Love yourself, Love your Voice.
ハリウッド式ベルティング発声法代表
Chico/ Tomoko S Harmond

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