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Belting Tips 10: 高音を苦しめる「鼻」歌唱その2

実は危険?鼻にかけると高音が歌いやすくなる罠

Hello Belters!! ロサンゼルスよりREBELTING発声法のChicoです!

生徒さんがこんな事を教えてくれました。

「高音に行き詰まっている時、鼻に掛けると良いと聞いて試した所、今まで出なかった音がポンと出て、すげー神だー!と思いました!なんか聖域を見つけたって感じです!」


ちょっと待った!
この鼻歌唱のすすめ、日本のインターネット上でも散々見かけますけど…
残念ながら、その神は幻想です!

高かった半音、1音、は出たけど結局その上の音はまた苦しいでしょ?
蜃気楼のようなもの。完全なるハニートラップです!

根本的な解決になっていない。

そして

「じゃあこのバンドの歌どう思います?」と彼の好きなバンドを聴かせてもらって驚愕。

モロに鼻!
日本のロック系/V系=鼻ロックという程鼻にかかった独特の歌声が主流のようですね。

なに、電車の車掌さん?っていう感じの声です。

こういうジャンルや歌い方が好きな人もいると思います。好みは人それぞれで良いと思う。ただ、「売れてる歌手=発声ができている」とは限りません。

喉を痛めない鼻を使った歌唱法

ただ例外で、喉を痛めずに高音を鼻に掛けて歌う方法もあります。

しかしこの場合声が完全にキャラクター声になってしまいます。

まあ車掌さんも例外ではないのかもしれませんがー
ディズニーのキャラクターでも鼻にかかった声が多用されています。

さて、レッスンでもケアしていますが、一度鼻歌唱へ行った方は普通の声に戻すのがなかなか大変です。

それくらいのハンデを負うことを覚えておいて下さい。

でも鼻から脱却する事は勿論可能なので、

そうしたい方は特に、日本人でも鼻に掛かってないシンガーや洋楽ロックをお手本に暫く頑張ってみて下さいね!

この会話の彼も鼻に掛かる癖がなかなか有りましたが、

丁度昨日「ベルティングができるようになってきた!」と報告のメールをくれました。

高校生でベルティングを身につけるなんて…

将来がとても楽しみです。

REBELTING

Chico.