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BELT2・間違えると逆効果!ミュージカル女優が気をつけるべきベルティング発声と舌の位置とは?

HELLO BELTERS‼︎
ロサンゼルスよりREBELTING ACADEMY代表のChicoです!

ワンボイスマスターコースの中の基礎編、ワンボイス・ベルトコースがスタートしています。

ワンボイスマスターコースの12のフェーズの内、ベルトコースはMIX1までの7フェーズを習得します。

ワンボイスアカデミーの動画講座を見て自分で学びながら、2週間に一回全部で7回のプライベートレッスンがついています。

クライアントは、通常オンラインレッスンになるんですが、今回ミュージカル専攻の彼女はロサンゼルスに語学留学しながら現地でレッスンを受けています。

ミュージカル女優さんの声の悩み

ミュージカルの舞台で活躍している彼女は、これまで歌声も、裏声を極限まで地声に近づけて発声する「裏声ミックス」を長い間習っていたようですが、それだと首にグーっと力が入って喉が力むし、声が枯れたりすることも多々あったようです。

そして何より、裏声感が出るので憧れの歌手と同じ響きにはならない!と悩み続けていたそうです。ここからワンボイスベルトコースを受講して世界基準のベルティングの習得へ挑戦していきます。

BELT2は難しい!

「アカデミーBELT2課題ギャラリー」

今回2回目のレッスンでは、「難しい。。。」と言う第一声とともにレッスンがスタートしました。さすが、勘の良い彼女!そうなんです、BELT2は難しいんです。

実は、最近のワンボイスマスターコースまでは、BELT2の内容を後半のミックスのフェーズで教えていたんです。それを今回は前半の2回目のレッスンに持ってきました。

ちょっとね、鬼のようなカリキュラムなんですが、ここは1回のレッスンで100%の習得を目指していないので、一生懸命に課題をこなしてもらって、少しでも進歩できたら次のBELT3のフェーズに進みます。それでまた、BELT2に返ってきたり、何度も繰り返し課題を磨いていきましょう。

そう、それでね、やはりワンボイスは難しいです。世界に通用する発声技術を習得していくので、簡単ではないですね。

特にこれまで全く違う発声方法をトレーニングしていたり、自分なりの癖が入っている方は、癖の矯正が必要なのでさらに難しく感じると思います。

逆に癖のない、アマチュアの方の方がすんなり習得しやすいこともあります。なので、できれば、ミュージカル女優を目指す、歌手になると決めた時にすぐにリベルティングで基礎を作っておくと、ベルティング、ミックスボイス、声楽、オペラと全てのジャンルに通用する喉づくりができるのでおすすめです。

世界観を共有すること

さて、「難しい。。。」と言う彼女の悩みを解決すべく、レッスンではまず質問をしていきます。

  • 何が難しいのか
  • どんな時に難しいと思うのか
  • その時にどんな感覚があるのか

色々と彼女が感じていることを彼女の言葉で聞き出していきます。そして、トレーナーの私はできる限り彼女の世界に入り込んでそこからどんな発声の問題が起こっているのかを見つけ出していきます。

簡単に言うと、彼女の問題を自分の体の中に感じて、そこから正解へ辿り着くにはどのように体や喉、口、舌の感覚を変化させれば良いかを考えていくんですね。

こうすることで、彼女の見ている歌唱の世界をより理解して、私と彼女の発声への認識の違いを感じ取っていきます。

ほんの少しでも音に対する認識や、声を当てる方向性などがずれていると、力みが取れなかったり、悩みを解決できません。

声の不自然さをチェックしていく

次に、喉の筋トレシリーズや声の悩みが浮き彫りになるスケール練習を使って、彼女の声を聞いていきます。

簡単に説明すると、今回の彼女の問題点は、やはり声が上で響いていることでした。

ベルティングの難しさは、全身を使って発声することです。もっと正しく言うと、全身プラス心、魂を一つにさせて発声するバランス感覚が、ベルティングの一番難しいところになります。

裏声の声楽を長くやってきた方や、裏声からのミックスボイスを鍛えてきた方、鼻腔共鳴をトレーニングしてきた方は、どうしても声が体の上の方だけで軽く響いています。

この状態から力強いベルティングに入ろうとすると、全体のバランスが取れずに喉が力んだり、裏声に切り替わったり、はたまた力任せに前に押し出したりと色々と不都合が出てきます。

ベルティングの習得において、最も大切なことは、声を体に循環させること。

そのために、声がしっかりと体に響く発声練習を繰り返して、声と体を開発することで圧倒的な歌声を鍛えていきます。

喉の筋トレシリーズの難しさ

「喉の筋トレシリーズデモ」

まずはリベルティング発声法の基礎づくりには欠かせない、喉の筋トレシリーズを丁寧に見直していきます。

筋トレシリーズの中には、COWエクササイズという、とても難しい練習法があるのですが、これは、ポジションが少しでも違うとできません。

力みが入るなら間違っている、裏声になるなら間違っている、何か一つでも違うとできないので、問題点を見つけやすい優秀なエクササイズでもあります。

その他、筋トレシリーズのOPEN HUMMINGも、上に響いていた声を体に落とし込み、LIP TRILLでも上に響いていた裏声を後ろへ移動させていきます。

音がどの方向に向かって鳴っているかをしっかりと聞き分けて、正しい方向へ調整していきます。この微調整で力みなく高音を発声できるようになっていきます。

あくび喉・メガホン舌の落とし穴!

今回2回目のレッスンで彼女が「難しい」「コントロールが効かない」と言う大きな原因は、舌の形にありました。

  • 軟口蓋を上げて発声している
  • あくび喉を練習している
  • メガホンのような舌の形で発声
  • 声楽・オペラ系

このタイプの方は、舌の形が発声の悩みの原因になっていることが多々あります。

リベルティング発声法では、喉の前側を使わずに発声していくので、舌を意識して声を作ることはありません。

舌って本当に厄介で、意識して形を変えようとすると、不自然な響きになったり、力みを引き起こしたり、あまり良い事がないんですね。

舌は自然に任せておきましょう。

舌も喉仏と同じで、私達の感情を表現するために自動的に形を変えて動いてくれます。

なので、私たちは、欲しい声を手に入れるために感情の方を意識してコントロールしてあげれば、あとは舌や喉仏などの体の部位は自然についてきてくれるんだよ、というのがリベルティング発声法の考え方です。

また、上の4タイプ↑で舌が下がり、喉が下に開きすぎる方は、地声が掴めずに裏声にひっくり返りやすくなります。これは地声の響きでダイナミックに歌うベルティングには致命的ですよね?

レッスン中の練習では、ミュージカル女優さんによく使っている、舌の位置を矯正するスケール練習を繰り返して癖を取り除いていきます。

ベルティングに必要な声のパイプを太くする

「アカデミー動画BELT2より」

BELT2の課題は、喉を開ける力をさらに強化すること。

ですが、喉を下に開けるのではなく、喉を後ろに開ける力を開発して、高音を置くスペースづくりをしていきます。

リベルティング発声法では、音は上に上がらずに後ろに移動するので、高い声が出ない=後ろに声を置くスペースができていない、と考えます。(RESONATION BELT)

そして、喉を下にも後ろにも開けて、声が出るパイプをどんどん太くしていきます。そうすることによって、ちょっとやそっとの力みじゃ揺るがない余裕のある喉のポジションづくりをしていきます。

BELT2で手に入れる効果と技術

BELT2のフェーズで攻略することは喉を開ける力をさらに鍛えて、喉が開く可動域を拡張すること。

今日のレッスン後はBELT2.5の補足動画10本が公開になっています。【.5シリーズ】でレッスンの復習をしっかりしていきましょう。

BELT2.5の動画はこんな感じです↓

夢を叶えるための成功マインド

あなたが今いる場所から、目的地へ到達するまでは、変わらなくてはいけないことが山ほどあります。

もし何も変えなければ、あなたの未来は、今のまま。

これは、夢を叶えることも、発声をマスターすることも同じです。

「できない自分」が抱えている古い世界のルールや思い込みを捨てて、「できる自分」になるために新しい世界のルールを一つ一つ覚えていくこと。これがワンボイスマスターコースの中に散りばめている、一番重要なエッセンスです。

今までの過去は、今この学びへ運んでくれた。それには深く感謝する。

だけど、私はここから大きく羽ばたくために、過去のしがらみを捨てて新しい歌姫の秘密の世界へ足を踏み入れるんだ。

こんな感じで一旦、全て捨ててみましょう。

勿体無いな、と思っても、本来の自分の声を取り戻して、そこに基礎を作っていく「ワンボイス」をマスターした時には、過去に習っていた歌唱法が正しく使えるようになっています。人生に無駄なことは何もないんですね。

私、Chicoも、アメリカに渡って、色々変わる必要がありました。話す言葉、日本的な服装、人間関係、友達。発声を習得する段階では、過去の思い込み、プライド、知識など、本当に捨てることってこんなにもすごい効果があるんだ!と驚きの連続でした!

それでは、次回はBELT3!ベルティングのロングトーンをマスターするフェーズに突入します!

ではまたBELT3レッスン後記でお会いしましょう!

BYE BELTERS!

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