こんにちは、ロサンゼルスから、高音矯正ボイストレーナーのChicoです!
さて、今日は私が専門とするベルティング発声法について。
その基本知識を簡単にわかりやすく説明します!
ベルティングとは大きな声で歌うこと
シンプルに結論からお伝えすると
ベルト、とは
「大きな声で歌う」という意味。
なので最悪、喉を締めて声を張り上げても大きな声で歌えば一般的にはベルトと言えてしまうのかもしれませんが、これなら誰でもできます。
そしてこのままでは、高音が苦しい、声がヨレる、いつ裏返るか不安、聴き手にも耳障り、とマイナスな要素が拭えずついてまわります。
“Its not belting, it’s just yelling…”
「それはベルティングじゃなく叫んでるだけだよ…」耳の肥えたアメリカ人にはこんな風に言われるかもしれませんね;)
プロの間でのベルトとは?
どうして多くの人が「ベルティング」の方法を探し求めているのか?
それは世界基準の歌唱レベルに喉締めは通用しないためプロの世界で求められるベルティングには特別なスキル・テクニックが必要だからです。
それが、
◼︎「Belt without straining.」
引っ張らずにベルトする
◼︎「Belt without squeezing.」
締め上げずにベルトする
このたった2つのポイントを押さえた歌声がブロードウェイやハリウッド、世界のトップレベルのシンガー達がやってのける、驚異的、圧倒的な地声の響きを使った高音発声、ベルティングボイス。
ベルティング発声は実際に歌のプロ達もこぞって習得を目標としコツコツとトレーニングに励むとてもレベルの高い発声法です。
ベルティングボイスの利点
- 喉への負担が大幅に軽減される
- 高音の伸びや響きが喉締めとは格段に違う
- 余裕と安心感が生まれる(聴き手にも歌い手にも)
- 歌が楽しくて仕方ない
喉に優しいベルティング発声法
裏声やヘッドボイスと比べると地声(チェストボイス)は喉・声帯に少し負担がかかりますが、喉締め&張り上げチェストと比べてベルティングボイスは喉への負担がとても少ないです。
ハリウッド式ベルティング発声法では、高音発声時に掛かる「喉の力みや締め付け」を取り除き、地声と裏声の切り替わり〈喚声点、トランジッションエリア、ブレイク〉を越えても地声の響きで力強く発声する方法を。
世界のトップシンガー達がトレーニングする、喉に優しく健康的なベルティングスキルを「発声法」として日本の皆さんに向けて紹介しています。
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info@chicosbelting.com